藍崎考察記録1st-ドラパルト-
ポケットモンスターソード/シールドが発売されてもう一か月がたとうとしています。皆さん思い思いにプレイを楽しんでいるだろうと思います。
さて
今回の記事では八世代。ガラル地方で初登場した600族のドラパルトです。ランクマッチをしている人ならお馴染みのこいつですが、過去の600族とは一味違った活躍を見せてくれるポケモンで今もなお型が増え続けています。そんなドラパルトについて、自分の育成した個体を交えて考察していきたいと思います。
*サムネ用
データ
全国図鑑 No.887
分類 ステルスポケモン
高さ 3.0ｍ
重さ 50.0kg
タイプ ゴースト・ドラゴン
進化 ドラメシア（Lv.50）→ドロンチ（Lv.60）→ドラパルト
種族値
HP 88
攻撃 120
防御 75
特攻 100
特防 75
素早 142
耐久力は600族最下位であるが、あくまでも600族の中での話で、耐性もそこそこにあるため、数値以上の耐久力を有する（弱点も多めではあるが）そして注目すべきなのは素早さである。142という数値は600族最速、ガラル地方のポケモンの中だと、テッカニン、アギルダーに続く３位。環境に２匹ともあまりいないことを加味すると、ガラル最速のポケモンともいえる。攻撃125特攻100とそこそこ高く両刀もこなせる数値となっている。環境には高い攻撃力を生かしつつ特殊炎技を持った両刀型が多いように思える。
専用技のドラゴンアローは威力50の2回連続攻撃でダブルチョップの上位互換に当たる。主な技はこんな感じ
物理技
ドラゴンアロー/げきりん/ゴーストダイブ/鋼の翼/空を飛ぶ/不意打ち/サイコファング/捨て身タックル/ダイビング/とんぼ返り
特殊技
竜の波動/流星群/シャドーボール/祟り目/破壊光線/ソーラービーム/火炎放射/大文字/熱湯/波乗り/ハイドロボンプ/10まんボルト/雷/
変化技
呪い/金縛り/バトンタッチ/鬼火/電磁波/リフレクター/光の壁/身代わり/守る/竜の舞
攻撃力のほうが高いですが、特殊技の方が充実している感じがします。変化技も多く覚えるため、サポート型もこなせる器用さんだということがわかります。しかしどくどくや挑発は覚えないため、耐久ポケモンを相手にするのは若干厳しい面もあります。ダイマックスすることで足りない耐久力を補い、ダイマックス技の追加効果を生かして戦っていくポケモンとも言えます。バンギラスに続いて、弱点保険の採用が多いポケモンだと感じています。ドラパルトは一つの型に囚われず、様々な型に対応しなくてはいけないため、対策し辛いポケモンの１匹でありますが、苦手なところははっきりとしているので、いかに通すか、いかに通させないかがカギを握っていると思います。
育成個体解説
今の環境にはどれほどの型のドラパルトが存在しているのかは、検討すらつきませんが、ごく一部ですが紹介したいと思います。
陽気 A252 B4 S252
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/とんぼ返り
無難な陽気AS型です、僕が一番最初に育成した個体で、それなりに活躍してくれました、ただ初期環境はアーマーガアとナットレイに止められることが多く炎技が欲しくなりました。無難に強い型で、こだわりスカーフを持たせて先発とんぼ返りで有利対面を作ったり、襷で耐えて不意打ちを打つなど、器用なことができます。
初めてドラパルトを育成するなら陽気ASをお勧めするぐらいには、使いやすい個体かなぁと思っています。
鋼の翼や空を飛ぶを採用してみても面白い戦い方ができると思います。
無邪気 A252 C4 S252
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/とんぼ返り
前述した通りナットレイなどが重く大文字を採用するために無邪気にしてみました。環境初期では、ドラパルトの炎技の警戒が薄く、ダイマックスからのダイバーンで殆どみることができました、この頃適当に持たせた弱点保険が刺さり、初手ダイマックスから弱点保険を発動させて3タテなんていう試合がざらにありました、時間が経つにつれって弱点保険が流行し、警戒される場面が多くなりましたが、安定して活躍してくれて、とても使いやすかったです。
臆病 H252 C4 S252
祟り目/鬼火/身代わり/金縛り
ある実況者の動画を見て育成してみた型。鬼火で相手の攻撃力を下げつつ、祟り目の火力をあげたり火力の下がったポケモンの前で身代わりを置いて突破することで、後から出てくるポケモンに有利に動けるようになります。相手が有効打を持っていた場合は、金縛りで封じることで対面の有利不利を一発で逆転することも可能です。持ち物は食べ残しを採用しているので、型バレがしやすいのが欠点といえます。しかし刺さる相手には刺さるので、とても面白い型でした。
臆病 H92 B132 C34 S252
HB-特化ミミッキュ剣の舞命の珠影打ち最高乱数切り耐え
S最速
C余り
剣舞積んだミミカスをわからせる耐久振りこだわりメガネドラパルトです、副産物として特化ドラパルトの不意打ちを確定で耐えれ、鉢巻夢ヒヒダルマのつららも乱数で耐えれます。メガネをかけることで足りない火力を補いつつ立ち回れるので、削られないことを意識しながら火力を押し付けるのが肝になってます。裏にブラッキーなど願い事を打てるポケモンがいる場合回復させるタイミングもできると思うので、少しぐらい削れても変わらない耐久を維持できる可能性があります。
うっかりや H220 A44 B180 C20 S44
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼(空を飛ぶ)/大文字
HB-A無補正ASドラパルトのドラゴンアローを乱数82%耐え
A-余り
C特化ナットレイに対してダイバーン最低乱数切り確1
S最速100族抜き
ブラッキーの願い事でサイクル回す可能性が高いので、出来る限りHBに寄せてます。
とあるブラッキー使いの記事に書いてあった調整を借りました。裏のDMでいろいろ教えてもらいつつ使ってみました。弱点保険での運用をメインに考えているため耐久力に基礎ポイントを振り分けています。Sは100族抜きに抑えてあります。
(ちなみに性格をやんちゃに変えるとダイマックス時、ダイジェット+ダイホロウでB4振りダイマックスドラパルトを確1になります)
まだまだドラパルトには僕が育成したことのない型や知らない型もあるので、考えたりしてみてください()
めっっっっちゃ簡単でしたが、今回の単体考察(固体解説)は以上になります。
